昔ほどではないけれど、今も残っている、「包茎は露茎(ズル剥け)よりもワンランク下」という男性の意識。しかしながら、それは単なる思い込み(イメージ)で、実際には、「包茎は露茎よりも格下」というようなことはない。当たり前ですが。
とは言え、実際に自分が包茎で、そのことが悩みのタネになっている男性も少なからず存在しているようなので、「そんなの気にしなきゃいいんだよ。たとえ包茎でも、堂々としていれば問題なし!」とは、簡単には言い切れない。当事者にとっては、わりと根が深い問題であるようなので。
では、実際に自分が包茎であった場合、どのように対処すればいいのだろうか? その答えは、自分の包茎の度合いを確かめ、適切な処理をすること! 一口に包茎と言っても、真性包茎やカントン包茎、仮性包茎など、いくつかタイプがあり、それぞれ対処法が違ってくるので、まずは、自分がどのタイプの包茎であるかを把握することが、非常に大切になるのです。
まず、真性包茎であったら、病院での治療(手術)が必須。真性包茎の場合、自分で包皮を剥くことができないため、その中に垢(恥垢)がたまり、悪臭を放ちやすくなるので、正直、泡姫に限らず、女性にとっては、大迷惑。また、真性包茎であると、包皮の内側に細菌が繁殖しやすくなり、それが病気の原因になることもあるので、早めの治療が必要になります。
というわけで、真性包茎であった場合は、できるだけ早く病院に行って、治療(手術)を受けることが最善の方法(得策)、ということになります。真性包茎の治療には、健康保険が適用されるので、病院の泌尿器科に行けば、2~4万円くらいの金額で治療してもらえるので、金銭的な負担もそれほど大きくはなく、ある意味、気軽に治療をしてもらうことができます。ただし、実際に手術をしてもらう場合は、その前にネットで検索などをして、評判のよい病院(医師)を見つけることが大切になります。あまり手術が上手でない医師も存在しているようなので…。
一方、仮性包茎であった場合は、慎重な検討が必要になります。基本的には、仮性包茎の場合は、「病院での治療は不要」であるようですが(毎日お風呂に入り、包皮を手で剥いてしっかりと洗浄し、普段包皮に覆われている内側の部分も清潔に保つようにすれば、日常生活に支障をきたすことがないため)、“常にズル剥けの状態でいたい”とか、“皮が長いと格好悪いから、スパッと切除したい”というような願望がある場合は、手術を受けることが必要になります。簡単に言えば、仮性包茎の手術は、美容整形的な治療願望がある場合に受けるもの、ということになります。
ただし、仮性包茎でも重度の場合は、カントン包茎(剥いた包皮が戻らなくなり、亀頭を激しく締め付ける状態)に陥る危険性があるので、やはり、早めの治療(手術)が必要になります(カントン包茎の治療にも、保険が適用されます)。
なので、真性包茎とカントン包茎は、治療(手術)が必須。軽度~中度の仮性包茎の場合は、ペニスのビジュアルを充実させたければ、美容整形的な治療を検討! ということになります。
18/09/11 12:18:07